鹿児島市にて第二回イクボス推進会議に登壇しました。昨年、森市長と鹿児島市内32団体で立ち上がった「鹿児島市イクボス推進同盟」。一年経ち、加盟団体が55団体になり、それぞれの企業での取り組みも進んでいるそうで、取り組み事例集も充実していました。
担当させていただいた60分の講演では、今の子育て世代の社会的背景や研修の現場で聞いた声を中心に、「過剰配慮」や「配慮と期待のバランス」「ボス自身のWLB」等、上司から部下への具体的な声のかけ方も含めてお伝えしました。
そのあとの事例発表では、4社が取り組みや実際にあったケースを中心に発表。3歳のお子さんの園行事を理由に仕事を休むことをためらっている男性社員に上司は「3歳は今年しかないんだから休まなくちゃダメだ。」と言って仕事を休ませたという心温まるエピソードもありました。
風土面では子育て世代も含めまだまだ伝統的な考えを持っている方も多く、苦戦している企業様もありましたが、今後、連携を深め、是非鹿児島市全体を盛り上げていただきたいと思いました。