【親子スタディツアー in ペナン 2023】後半

【Day4 AM: ローカルスクール見学 】7/26 (水)AMPM

ペナンにあるローカルスクールを訪問。
ローカルスクールというと公立?と思いきや私立の学校で、しかも、インターナショナルスクール併設というユニークな学校。インターナショナルの子ども達は夏休みだけど、ローカルの子達はまだ夏休み前ということで、生徒もたくさんいました。

昨日のインターナショナルスクールもそうですが、マレーシアの学校では縦割りの「ハウス」があり、子ども達は自分のハウスの色のTシャツやネクタイをしています。所属するハウスは在学中は変わらず、学校行事はこのハウス対抗で行われるため、縦のつながりができるそうです。
(ハリーポッターのグリフィンドール、スリザリンのイメージです)

雰囲気はどことなく日本の学校に似ていますが、
カフェテリアがあったり、
ドラマのスタジオがあったり、
学校の中にアスレチックがあったり、
同じ学校なのに制服にもいくつかのスタイルがあったり、
イスラム教の女の子達がヒジャブ(スカーフ)をかぶっていたり、

学校内でお水が有料で売られていたり、子ども達の視点で様々な発見があったようです。

【Day4 PM: アフタースクール体験】7/26 (水)PM

子ども達は昨日と同じアフタースクールへ学校体験。「え〜っ、また学校〜。」と口では文句を言いながら、みんな笑顔で手を振って出かけていきました。

一方、ママ達はコンドミニアムのカフェでランチ。お互いのことを話したり、これまでのツアーを振り返りながら、ちょっと頼みすぎた絶品スパニッシュ料理を楽しみました。

今回のツアー企画者林田の長男がサポートで同行。クアラルンプールの大学に通う彼の話を聞いたり、逆にママ達から就活や子育てのアドバイスをもらったり、していました。

その後はペナンでツアーをコーディネートしているマンゴーから、自身のペナン移住の経緯や、日本からの教育移住について話を聞きました。

マレー、中国、インドを中心に多様な文化や言語、宗教が入り混じるペナンへの移住は子どもにとってはメリットも多いけれど、家族への負担も大きい。その両方を考え、子どもにも説明し、何より子どもが納得することが大切。それは、移住に限らず、子育ておいても言えることだねーとみんなで話しました。

日々の忙しさに追われていると、子どものことを全て優先することはできないかもしれないけれど、可能な限り話を聞くこと、それを聞いた上で親も自分の考えを共有すること。

感情的になってしまうこともあるけれど、それは素直に謝ること。
いつしか、移住の話は子どもとの関わり方の話になっていました。
そして、学校から帰ってきた子ども達。自分が作った作品を説明してくれたり、学校で食べたランチを紹介してくれたり、とても楽しかったようです。
【Day5: フリーデイ】7/27(木)

残すところあと二日!のこの日はフリータイム。当初はそれぞれの家族が別々のところに行く予定でしたが、すっかり仲良くなった5家族はみんなでGrabに乗ってEscapeというウォーターパークへ。

保護者も自分達でアプリを使いこなし、車を手配。3台に分かれて乗り込みいざ出発!

スコールも上がり、終日思い切りあそべたようです。

5日前に初めて会ったばかりなのに、一緒にワクワクやドキドキを共有するうちに、一つの仲間になっていく。これがスタディーツアーのもう一つの魅力です。

戻ってきた子ども達はすっかり大満足!と思いきや、またプールへ直行🤣
お疲れさんです。

【Day6: 発表会準備&発表会】7/28(金)

最終日。午前中は最後のプール&パッキング。
その後、みんなで旅の振り返りを制作。
・たくさん撮ったチェキの写真ベスト3
・楽しかったことベスト3
・日本と同じベスト3
・日本と違うベスト3

それぞれ画用紙にまとめました。

みんなちゃちゃっとまとめて飽きちゃうかな?と思いきや、みんなベスト3を選ぶのに悩みまくり。旅のしおりを見返したり、写真を見返したりしながらじっくり取り組んでいました。

その後、子ども達は休憩。
ママ達のリフレクションタイム。
「学びとは何かを考えさせられた」
「スタディツアーだけれど、自分にとってのスタディは何かを考えた時間だった」
「日本の私立、公立、インターという選択肢しかなかったけれど、海外も選択肢の一つになった」
「自分以外の家庭の子育てが見られた。みんなが我が子のように関わってくれたのが嬉しかった」
「とにかく子ども達も親もあっという間に仲良くなったのが嬉しかった」

沢山の気づきがあったようです。

最後は修了式。
子ども達の発表を聞き、修了書の授与。
楽しかったことNo.1はもちろんプール^_^
ジョージタウン散策
スーパーも人気でした。
日本と同じこと
・和食があった
をあげていた子が多かったですね。心配していた食べ物はほとんどの子が大丈夫だったと答えていました。
・人が沢山いた
・スーパー
・プールがあった
日本と同じだと安心するね。
日本と違うこと
・信号
・水のボトルの大きさ
・チャーハンの味
・学校の校庭(アスレチックがあった)
などなど、大人が気づかないことも沢山あげてくれました。
あっという間の一週間。
名残惜しさを感じながら最後のピザパーティ。
さあ!日本に帰ります!

【Day 6 夜出発 → Day 7 帰国】7/28(金)& 7/29(土)
あっという間の一週間が終了。
この一週間、アテンドしてくれたマンゴーにみんなからのメッセージを渡しました。

もう親戚状態なので、いつでもペナンに来られそうだね^_^
その後軽く腹ごしらえをして出発。
一週間前に初めて会った時は距離があったのに、今はわちゃわちゃ近すぎるぐらい。

夜出発だったので、飛行機の中でみんなぐっすり。
無事に帰国しました。
親子スタディツアー。

今まで「マレーシア」「ペナン」という言葉を聞いても何も感じなかったけど、これからはあの景色や湿度、音を思い出すことでしょう。