親子でサバティカル in Singapore ー「子どもは宝」は多様な文化の共通認識ー

小学校5年生の三男との二人旅。

多感なティーンエイジャーの入り口にいる彼の視点を借りながら、私自身も多様な価値観に触れ新しい発見をしにシンガポールとマレーシアを旅しました。

旅の醍醐味は食。
三兄弟で一番好き嫌いが多い三男(10歳)ですが、色々なものにチャレンジしてみました。

無理!なものも多いですが、それでも「意外と美味しい」というものもあるようです。

ホテルの近所のホーカーズ。屋台の集合体みたいな感じで、ソウルフード満載な感じ。以前は路上屋台だったそうですが、今は衛生管理の面から政府が管理しているそう。

多分、みんな食べるのが好き。時間帯によって混み具合は違いますが、常に人がいました。

他にもホーカーズで売っていた不思議なジュースにトライしたり、あちこちで売られているフレッシュフルーツを堪能したり。「食」は子どもにとって文化の違いを感じる最適な方法のようです。

そして、その食を通して感じたもう一つの違いが「人」。

シンガポールの最後の夜、シンガポールで何が一番面白かったか聞いたところ、「いろいろな人がいたけど、みんな優しいね」と三男。

特に、三男のために特別にグミ入りのアイスクリームをトッピングしてくれたリトルインディアのチャパティ屋さんのおじさんが大好きだったようです。

他にも、何度か通ったホーカーズの近くの点心のお店のお姉ちゃんや、初めて一人で水を買ったホテルの近所のコンビニの横でコンビニやっているおじさんとは、すっかり仲良しになりました。

どんなに文化が多様でも、どんなに言葉が色々でも、子どもは大切で、社会の宝だということは共通の信念で、それを子どもも肌で感じるよう。子どもだけではなく、子どもを連れている私にもとても温かい。

「ここでだったらリラックスして子育てできる。」とシンガポール在住の日本人のママが言っていたように、子どもを見守る目が本当に温かい街でした。